■徳川家康の母君、於代の方と師崎街道【その6】

ある意味、古民家や町家などは本場の京都よりも、地方の方が景観を含めて保存状態が良いかもしれない。

それは経済市場価値に影響していると思う。

政令指定都市の京都は、観光都市でもあるのと同時に関西経済の主軸でもある。

当然に京都市内は経済の名のもとに再開発されていく。

近代建築物を建てた方が有効活用できる土地の方が多い。

そのため、観光都市とは言うものの“がっかり”な鉄筋コンクリート造の建築物が所狭しと建っている。

その点、地方はこの経済有効活用が無い。

古民家や町家の有効活用が無くとも、次なる投資案件も無い。

日本の伝統や文化を残して保存しようとする思いよりも、『今、使えるモノを使っているだけ。』なのかもしれない。

その集積が、日本の伝統や文化を残す要因の可能性がある。

美しく塗られた光沢ある黒壁を観て、そう思う。

“歴史”のある街と、“過去”しかない街の違いである。

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