■徳川家康の母君、於代の方と師崎街道【その3】

東浦町に限った事ではないが、尾張地方の旧街道を歩くと“呉服屋”と“仕出し屋”が点在している事に気付く。

現在はほとんどが営業しておらず、建物も昭和40年代くらいの雰囲気だ。

“呉服屋”は何となく解かるが、“仕出し屋”は関西の旧街道ではあまり見なかった。

ここからは想像だが、地方の街道は大きなお屋敷が多いため、“結婚式”や“お葬式”、それに親族や町内の“行事”は、式場や飲食店ではなく、大きく広い家屋で行われたのではないか?

そのため食事を宅配する専門の“仕出し屋”が成り立つ。

ただ時代が変わり、人が集う会合が小規模化するのと同時に、準備や片付けの手間を省くため式場や飲食店で開催する頻度が高くなり、その影響で“仕出し屋”が縮小していった。

今は使われない“仕出し屋”の建物だけが、その時代背景を物語る。

ちなみに“仕出し屋”の画像はない。

代わりに昭和時代の“おもちゃ屋”だった建物を掲載しておく。

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