■縁を感じるピボッドマンション生路【その2】

この“ピボッド”と名が付くビルだが、施主(所有者)が前田紡績と言う不動産会社で本社が東浦町にあった。

会社名から分かる通り、元は紡績会社だ。

明治期から昭和初期にかけて、この知多半島周辺は木綿生産が盛んで、そのため紡績工場も多かったそうです。

ただ、高度経済成長も終焉すると同時期に、安い海外製の台頭により日本は紡績不況に見舞われました。

そのため、工場跡地や社宅跡地をアパートなどに建替え、賃貸不動産経営に業態変換したそうです。

建物名の“ピボッド”も、紡績機械の糸を紡ぐ“旋回軸”を意味しているとサイトに明記してあった気がします。

『なるほど!』、納得である。

その前田紡績が運営する賃貸マンションの1つが“ピボッドマンション生路”。

約70㎡の3LDKで月額賃料は6万円程度と、分譲マンション並みの広さで住宅ローン並みの家賃だ。

30年前からの縁を感じる、何か親しみのある賃貸マンションである。

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