■生涯コスト削減型都市生活【その1】
一般的に都会と地方では、都会の方が生活コストが高い。
最近ではネット環境整備や物流網の充実により、都会と地方でのモノを購入する価格差は大差がないかもしれないが、それでも都会は物価が高いイメージがある。
それに価格差が一番大きいのが不動産である。
東京の一等地でもある銀座は畳2枚程度の広さで1億円などという価格が付けられる一方、北海道では野球場のような広大な土地が数百万円から購入できるという。
賃貸アパートの家賃も、東京都心のワンルームマンションは月額8万円前後するが、地方の2LDKのアパートならお釣りがくる賃料設定である。
東京の丸の内界隈の優良企業に勤め、湾岸のタワーマンションを購入して都会の生活を満喫するには最低でも年収1000万円前後は必要であろう。
ここまでのセレブ生活でなくても、郊外の戸建て住宅を購入し、満員電車に揺られて東京都心のオフィスビルに通勤したとしても、それでも年収500万円以上は必要である。
そのため若い世代では高コストの都会生活を続けるために結婚や子供を諦める人も増えていると聞く。
◆◇◆愛と優しさの神様、京都伏見の天女母神より◆◇◆