■建築構造の学びの宝庫、淀川河川敷【その6】

『長柄橋』から見る梅田方面は、ここ30年間で急激に高層建築物が増えました。

25年程前は『阪急グランドビル』とバブル末期に建った『アプローズタワー』、その北側の『ピアスタワー』くらいしかなかった。

それが今では、中津駅のタワーマンションやJR大阪駅北側で再開発された“うめきた”の『グランフロント大阪』など、見るも無残な姿を晒していますね。

庭園にある竹は数本あるから風情があるが、竹藪になると庭園と竹自体の良さが失われる。

それを分らない者が都市計画をすると、ご覧のあり様です。

昔の梅田はミナミと違い“品格”があったが、今では雑多な道頓堀と変わらない景色になっています。

淀川から望む梅田方面より、よっぽど『長柄橋』を単体で観ている方が美しい。

要は“侘び寂び”(わびさび)の美学ですよね。

『つつましく、質素な趣(おもむき)こそ、時間の経過と共に、美しさが磨かれる。』と、日本では1000年以上も前から教えられているはずです。

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