■建築構造の学びの宝庫、淀川河川敷【その5】

『阪急千里線』の横に掛かるのが『長柄大橋』です。

南側の天神橋筋六丁目からアール状のバイパスを通って内環状線まで出て上新庄に行くか、または西側に曲がって新大阪に行くか、もしくは十三まで行くか。

実は新御堂筋の『新淀川大橋』より『長柄橋』の方が使い勝手はいいんですよね。

ほとんど渋滞した事はない。

上部で引き寄せられるアーチ橋が美しい『長柄橋』。

アーチ橋のためトラス構造ではありません。

アーチ橋は、上部から荷重をかけて2箇所の節点に鉛直反力と水平反力で支え安定させます。

アーチの部材の左右には“圧縮力”が加わっています。

ただ、この『長柄橋』のアーチは斜めになっているため、余計な計算が必要だと思います。

アーチリブが下部は開いて、上部は閉じています。

そこからケーブルで床板を吊っている感じです。

ただ、巨大な床板に比べケーブルが心なしか細いように見えます。

このケーブルは構造には関係ない補助部材かもしれません。

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