■個性を競う昭和時代の喫茶店
平成時代から喫茶店は洋風のカフェに名を変えて、店舗もビルのテナントに入るタイプが多くなりました。
昭和時代の喫茶店は店舗兼用住宅が多く、建物デザインもコーヒーの味も店主の個性が出ていた。
そう、個性を競うかのように。
特に郊外の喫茶店はその傾向が強かった。
そんな個性派喫茶店。
今ではほぼ見る事はなく、当然にコーヒーを味わう事はできない。
そう思っていた。
あの喫茶店に出会うまでは。
個性的なデザインの建物が田舎道沿いに残っている。
『はぁは~ん、昔は繁盛してたであろう喫茶店の建物だけが、取壊されずにひっそりと残っているのか。』
と、思っていたら、なんと、駐車場には車が停まっており、建物内の照明も灯もっているではないか。
建物外装は古びているが、“営業中”と書かれたサビた看板は表に出ている。
屋根の形状や雁行の出窓は、まさに個性派喫茶店に間違いない!
建物を彩るように配置された植栽もデザインの色を添える。
令和時代には、まず造る事の出来ない個性派喫茶店。
何とか残したいものだ。
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