■拡大する空き家問題【その2】

日本の空き家問題は、今に始まった事ではありません。

平成時代から、地方の過疎化が進む地域では、人が都会に出てどんどん居なくなり、そして空き家もどんどん増えていきました。

ところが平成も20年が過ぎようとする時代には、人が住まない地方だけではなく、都心近郊のニュータウンなどにも空き家が増加していきました。

その理由は、日本の人口減少と少子高齢化です。

昭和時代には親の実家を長男が継いで同居するのが当たり前だったが、東京や大阪の郊外にニュータウンが開発されると、都心で働く人がそこに住み核家族化が一気に進みました。

地方から都心に働きに出た長男だろうが、長女だろうが、親の実家を継ぐのではなく、その働く都心近郊に戸建て住宅を建てました。

最初はそれで良かったでしょう。

まだ、子供も増えて人口も増加傾向。

核家族により、それに比例して新築住宅はどんどん建設されていきました。

それを日本各地に造成されたニュータウンが受け皿となりました。

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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