■２０年後に住宅ローン返済不要
大和ハウス工業は、戸建て住宅を２０年以上保有して売却すると、住宅ローンの借入残高がゼロになるサービスを始める。
住宅ローン契約者は資産価値の目減りにより、売却しても残債が残るリスクを避けられる。
大和ハウス工業は中古住宅の再販に力を入れており、取扱物件の確保につなげる。
住宅ローン契約者は２０年～２５年後をメドに設定した時期を過ぎると次の条件から選択できる。
①：住宅を手放して住宅ローン残高をゼロにする。
②：改めて長期の住宅ローンに借換て月々の返済額を抑える。
③：住宅を購入した当初に契約した住宅ローンのまま返済を続ける。
住宅ローン対象になる物件を判断するのは、大和ハウス工業が提携した東京都千代田区にある移住・住みかえ支援機構（ＪＴＩ）が判断する。
借入額や立地などを勘案し、土地建物の将来価値を算出し、価値が低すぎる物件は対象外とする。
移住・住みかえ支援機構（ＪＴＩ）は、住宅ローン契約者の物件を買取り、賃貸運営か大和ハウス工業に売却する。
大和ハウス工業は購入物件をリノベーションして再販する。
住宅ローン自体は大和ハウス工業子会社の日本住宅ローンが融資する。
大和ハウス工業は、注文住宅の国内販売戸数が１０年間で４割減少し、収益力の底上げで中古住宅の再販に力を入れる。
知らんけど。
【俺の経済新聞 ２０２２年９月１６日】
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