■名古屋伏見に大規模ビル建設

名古屋駅と栄の中間の伏見にある歴史的建築物の三井住友銀行名古屋支店が入る建物を含む一体再開発が決定した。

建物は三井銀行として1935年に完成し、古代イオニア式の柱装飾が特徴。

錦通と広小路通に挟まれた複数のビルをまとめて一体再開発し、低層棟と高層棟の2棟のビルを建設する。

高さ130mの24階建てで、延べ床面積5万5600㎡と伏見地区では最大級となり、低層が店舗で、高層がオフィスとなる。

伏見地区は2018年に21階建てで延べ床面積4万4200㎡の“広小路クロスタワー”と、分譲マンションと御園座が入居する“グランドメゾン御園タワー”が完成した。

2022年8月の伏見地区のオフィスビル平均賃料は3.3㎡(1坪)あたり1万1327円と、栄地区の1万888円より高い。

オフィス貸室面積は20年間で3割増加し、名古屋駅地区の6割増よりは少ないが、栄地区の2%よりは多い。

伏見地区では“りそな名古屋ビル”の再開発も動き出しており、2021年12月に東京都港区にある不動産会社のケンコーポレーションから鹿島建設に所有が移転し、建物解体が始まっている。

名古屋のオフィス空室率は、コロナ危機前の2019年は1%台だったが、2022年4月に6.06%まで上昇し、8月は5.87%と高水準にある。

2024年に栄の中日ビル、2026年には栄広場の高層複合ビルが完成予定となっている。

建物完成後、テナントが埋まらない新築オフィスビルもあり、今後のオフィス需要が戻る可能性は低いと見られる。

知らんけど。

【俺の経済新聞 2022年9月13日】

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