■よく分かる建築構造/大高の高速道路【その7】
建材に加わる力が判明したら、それに耐える力を求める必要があり、それを応力と言います。
では一つ一つの建材や部材の応力の見ていきます。
応力とは力が加わったときに、建材等が変形や破損しないよう強度を保つ素材や構造を備える事です。
応力の種類には『軸応力』『せん断応力』『曲げ応力』があります。
『軸応力』とは水平に加わる力で〔N〕で示されます。
水平の力とは内側に加わる圧縮〔→←〕と、外側に引っ張られる引張〔←→〕です。
『せん断応力』とは垂直に加わる力で〔Q〕で示されます。
せん断の力とは、例えば包丁で羊羹を切るときに加わる力で、左側上がり右側下がり〔↑↓〕と、左側下がり右側上がり〔↓↑〕があります。
『曲げ応力』とは上下の凹凸に加わる力で〔M〕で示されます。
曲げの力とは、例えばモナカアイスを半分に折るとき、中心を下に折るのと、中心を上に折るときの、手が持つ左右端部の方向です。
中心を下に折ると左右端部は上に上がりU字になり、中心を上に折ると左右端部は下に下がり逆U字になります。
曲げの力はモーメントと言います。
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