■よく分かる建築構造/大高の高速道路【その4】

走行する自動車や“床版”など“桁”に掛かる荷重、そして“桁”を足したその荷重を2ヶ所の“橋脚”に力を分散させて力の釣り合いを取る。

“橋脚”と“桁”の節点は移動端(ピンローラー)だが、“橋脚”と“地面”の支点は固定端(フィックス)となっています。

縦に通っているメインの“桁”は“主桁”(しゅげた)と言い、その“主桁”の横方向の荷重に対し強度を高めるため斜めに“横構”(よここう)を設置し、そして“床版”(しょうばん)を支えるため“横桁”(よこけた)が配置されています。

“横桁”には〇の穴が開けてあり、そこに雨水管や電線などを通しています。

“桁”の上には“床版”が乗せてあり、“床版”はコンクリート製やデッキプレートなどの鋼鉄製があります。

その“床版”の上部に防水層やアスファルトを敷詰め、壁高欄(かべこうらん)や外灯などを設置して高速道路は完成します。

構造的には建物より高速道路の単純ですが、なにせ何百kmとつながっている建造物に加え、地盤や気候など様々なため、設計や建築の難易度は建物よりかなり高いでしょう。

一般的に建築業界では『土木』『建築』『設備』『内装』の順列となっています。

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