■よく分かる建築構造/大府の高速道路【その3】
建築構造を学ぶために、高速道路を見学に行くには条件があります。
それは道路が高架になっており、下から望める事にあります。
地面から“橋脚”(きょうきゃく)が幾つも連なり、その上に“桁”(けた)が乗り、それに“床版”(しょうばん)が敷かれ高速道路になっている。
建築構造的には、コンクリート製の“床版”の重量と強度が、鉄骨製の“桁”に加わり、その合計された重量と強度を“橋脚”が支える。
そして幾つもに連なった“橋脚”が重量を分散させている。
この数字の計算よる重量と建材の強度で、高速道路は安心して自動車が走行できています。
まず見学に行ったのは愛知県大府市北部を通っている『伊勢湾岸高速道路』『第二東海自動車道』『名四国道』(23号線)それに『名古屋第二環状自動車道』『環状2号線』です。
まぁ、一部は名古屋市緑区ですが、細かい所は気にしません。
東西の高速道路に対し、南北の東海道線と新幹線が下を通っているのも見所です。
この周辺は幾つもの高速道路と幹線道路が交じりあっているため、絵に描いたような高速道路となっています。
そんな高速道路の下部にもぐり込むと、どのような構造かが解かります。
基本はT字の“橋脚”、横H字の“桁”が数本乗り、その横方向の荷重に対し強度を高めるため“横構”(よここう)、そして“床版”を支えるため“横桁”(よこけた)が配置されています。
一番上に乗っている“床版”はコンクリート製と鋼鉄製があり、そこに防水層とアスファルトが敷き詰められています。
一つ一つの建材がどうしてここに使用され、このような形状になっているのかを考えると、建築構造の構造力学にだんだん近づいていきます。
今回はここまでで、今後は構造力学が手に取るように解かる、ダイナミックな高速道路の講釈をする予定です。
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