■森トラスト、アメリカでビル取得
森トラストは、ワシントンDCのオフィスビルを取得し、投資額は700億円超。
オフィスビルは地上11階・地下5階建てで、賃貸面積は4万5000㎡、2015年に完成した。
都心の好立地にあり、安定した収益が見込めると判断し取得した。
アメリカは利上の影響で、投資ファンドなど不動産投資を控えつつある。
円安ドル高で日本からの海外物件取得は割高状況にあるが、年間賃料収入を物件取得価格で割った投資利回り(キャプレート)は上昇傾向にあると言う。
アメリカ連邦準備理事会(FRB)の金融引締で資金調達環境が悪化し、投資家がアメリカの不動産投資に慎重になっている。
2022年1月~6月のアメリカの不動産取引額は前年同期比42%増加したが、買控えも目立ち、一部では物件価格下落も見られる。
ワシントンDCなど都心部のオフィス空室率は10%~20%と高く、コロナ危機で在宅勤務が普及した影響もある。
森トラストは、ボストンで2棟のオフィスビルを750億円で取得、シリコンバレーのあるサンノゼ市のオフィスビルを500億円で取得した。
急速な円高で海外での物件取得は割高になるが、安定利益を確保できる物件を取得していく。
森トラストはアメリカ以外の海外でも不動産投資を進める。
海外不動産投資は三井不動産や三菱地所など大手不動産会社も進出している。
日本の低金利を背景に、積極投資した東京都心の大規模オフィスビルの賃料収入に支えられ、日本の不動産会社は業績安定している。
世界的な金融引締で海外の不動産投資意欲が減退するなか、資産性の高い海外物件を日本企業が購入して存在感を高めている。
知らんけど。
【俺の経済新聞 2022年9月8日】
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