■徳川家康がステイした大高城と城下町【その8】

そんな大高城と城山(しろやま)だが、その山の麓には城下町が広がっている。

古い家屋も少しは残っており、街路は城下町らしく曲がりくねった細い道が多い。

そのため、再開発しにくかった事が功を奏したのが大高という村である。

知多半島の付け根にあるため酒処でもあり、京都伏見や灘五郷ほど有名ではないにしろ、いまでも現役の酒造が残っている。

城下町には“神の井酒造”と“萬乗醸造”(ばんじょうじょうぞう)があり、古い酒蔵だったため小さい頃から酒造という認識はあった。

たしか“神の井酒造”は父親の同級生が蔵元だったはずで、酒蔵の駐車場に“ポルシェ930ターボ”が停まっており、スーパーカーブームだったためポルシェをいつも見に行っていた。

まだ自動車を所有するのも珍しい時代、大高村にスーパーカーはその1台だけだった。

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