■中国不動産、現場混乱

中国当局による“不動産投資規制”と“ゼロコロナ対策”により不動産の現場が混乱している。

住宅市場の縮小により経営悪化した不動産会社の新築マンション現場の工事停止が目立ち、工事再開のメドが立たず、1870億ドル(25兆円)の外貨建て再建の不履行(デフォルト)リスクが高まっている。

新築マンションの購入者の住宅ローン支払拒否が増加し、上海市郊外の浦東新区の新築マンション『君御公館』では2022年9月に引渡しだが、工事再開する見込みはない。

銀行は住宅ローン支払拒否が続けば、不動産会社への融資を絞込み、経営悪化している不動産会社はさらに資金繰りが悪化、新築マンションの建設現場の工事中止が拡大し、住宅ローン支払拒否がさらに増える悪循環に陥っている。

経営悪化する不動産会社が発行した社債が償還できない不履行(デフォルト)問題も表面化している。

中国当局は、新築マンションの購入者、不動産会社、投資家の保護を表明するが、実現するかは未知数である。

知らんけど。

【俺の経済新聞 2022年8月1日】

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