■身近な不動産投資信託(REIT/リート)【その2】
商業施設の不動産投資信託(REIT/リート)を運用する事業者は、そのテナントの入居率と賃料水準で運用実績が決まってきます。
そこから商業施設の運営費を差引いて、利益を投資家に分配金として支払います。
そのため、一番に目を向けるのがテナントの入居状況です。
空き店舗があると、その分、賃料が入らないため運用実績が低下します。
次にお客さんの来場状況です。
テナントが埋まっていても、お客さんが少なければ店舗は繁盛しません。
そうなれば賃料水準が低い可能性があり、賃料収益が低下します。
その他に建物や敷地の大きさなどから維持管理費なども想像します。
そのため、一概に集客力のある都心部の商業施設が優良で、人口が少ない地方の商業施設は劣悪とは限りません。
要は賃貸経営の全体的な収支が無理なければ、その商業施設は維持できていると言う事です。
一部マニアなどでは生きた廃墟モールなどと言われる商業施設の人気がありますが、そんな廃墟状況の商業施設もそれで集客でき、テナントにお金が落ちていれば問題ありません。
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