■ベンチャー企業、不動産会社と提携

ベンチャー企業が不動産会社と組み、スタートアップ向けのオフィスを開設している。

東京都渋谷区にあるベンチャーキャピタルのANRIは森ビルと提携し、起業支援の拠点を森ビルが所有するビル内に開設する。

コロナ危機後、都心の事務所を構える企業のリモートワークが浸透しているが、スタートアップは創業時の事業立上には対面の交流が効果的としている。

ANRIは現在、東京都渋谷区と文京区で運営している2ヶ所の拠点を移転して集約し、港区にある“六本木ヒルズ森タワー”に拠点を開設する。

スタートアップなど30社~40社が入居する予定し、拠点の床面積は従来の1.7倍の1200㎡(362坪)となり、事務所内には間仕切壁は設けず、入居企業がそれぞれ机などを置いた島形式とする。

コロナ危機後、企業のオフィス縮小の動きが広がり、2022年6月の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィス空室率は6.39%で需給均衡の5%を超え続けている。

オフィスビルを運営する不動産会社は、入居企業確保が喫緊の課題であり、その中で成長に伴いオフィス面積が拡大していくスタートアップは有力候補に映っている。

東京都渋谷区にあるスタートアップに特化したオフィス仲介会社のIPPOは、成約案件のうち事務所拡張で移転するスタートアップが9割を占めるという。

東京建物と組む東京都中央区にあるXTech(クロステック)ベンチャーズは、東京駅前の八重洲に起業支援施設を開設する。

この拠点では、キャピタリストによる事業計画や資金調達の相談ができる。

クラウド経由でソフトを提供するSaaS(サース)型企業に投資する東京都千代田区にあるDNXベンチャーズは、日鉄興和不動産と品川駅周辺でスタートアップ向け施設を運営する。

共用スペースには入居企業のプロフィルが分かるQRコードを掲示しており、これをきっかけにスタートアップ同士が協業する事例もあるという。

知らんけど。

【俺の経済新聞 2022年7月20日】

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