■シニアのシェアハウス
高齢化と長寿命化により、連れ合いを亡くした後に独り暮らしが長くなる傾向がある。
一般住宅での生活に不安を感じる高齢者も多く、介護施設などに移り住む人も多い。
ただ、費用が高額だったり部屋の空きが無い場合もあるため、すんなりと住替えできる訳ではない。
そんななか、シニア向けシェアハウスも登場している。
東京都杉並区にあるシェアハウス“和楽杉並”は、各居室にはベッドや収納があり、トイレ、浴室、キッチンは共用となっている。
居室と共用施設は入居者らが清掃し、家賃は月額6万5000円~8万円で、周辺の賃貸マンションよりは安い。
千葉県山武市にあるシェアハウス“むすびの家”は、10人ほどが暮らす入居者らが、買物や清掃などを協力し合い生活を支えている。
シェアハウスは介護・医療などの日常生活サポートを必要としない高齢者が対象となる。
国土交通省の指針の建築基準法では、シェアハウスは“寄宿舎”に該当し、非常用照明設備の設置などが求められている。
家主(施設オーナー)と入居者の契約は賃貸住宅と同じで賃貸借契約となる。
シェアハウスは手摺や段差解消などバリアフリー化は施してあるが一般住宅の扱いのため、介護支援が必要となった入居者は高齢者施設に住替える必要が出ている。
国税調査などによると、2020年で65歳以上の人口は3602万人超で、このうち独り暮らしは2割程度の670万人に上り、10年前から1.4倍に増えた。
介護など必要とせず自立した生活ができる“健康寿命”は2019年で男性は72歳、女性は75歳となっている。
生活サポートを必要としない健康な高齢者は増加しており、シェアハウスの需要も膨らんでいる。
知らんけど。
【俺の経済新聞 2022年7月21日】
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