■鉄骨アーケードの腐食【その2】
鉄骨のサビで腐食しても、すぐには崩壊する危険はありません。
ただ、見た目にもよくないし、長年の放置は好ましくありません。
雨水からサビ垂れが壁などに出ると、拭くだけでは取れないため塗装し直しになります。
修繕工事を施しても、一度、腐食し始めた鉄骨は、すぐにまたサビが出て腐食しはじめていきます。
せっかく塗装し直した壁も、1年も経たないうちに再びサビ垂れが出る事はよくあります。
こうなると、原因の鉄骨を交換する対処しかありません。
そんな鉄骨交換費用をかけてまで実施する古いマンションの管理組合も、ほぼありません。
そんな訳で見た目が悪くても、危険性や問題性がなければ長年放置されることになります。
新しいマンションも長い目で見て、この部材はこのような劣化する、この構造はこのような修繕工事が必要になるなど、想定や想像する必要があります。
※画像はイメージであり本文とは関係ありません。
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