■鉄骨アーケードの腐食【その1】

分譲マンションの構造や配置、設備などは同じものが2つとありません。

その立地や敷地に適合するように設計されて建物を建築しています。

そのため、昔のマンションには、今では使われないような建材や施工方法などが残っています。

そんな建物も維持保全していかなければなりません。

分譲マンションの建物は鉄筋コンクリート造、もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造がほとんどです。

木造や鉄骨造の分譲マンションは、ほぼ見たことありません。

ただ、主となる鉄筋コンクリート造の建物に附随して建てられた施設には鉄骨造などもあります。

例えば、建物から離れた設備室や集会室などです。

鉄骨造もコンクリートパネルで覆っていればいいですが、構造部材がむき出しの施設も多々あります。

これが問題です。

基本的に鉄骨など鉄部は水などに弱くサビが発生し、そこから腐食します。

12年周期で実施する大規模修繕工事で鉄部はサビ止めや塗装などしますが、それでは追いつかないほど鉄骨の劣化が進みます。

サビから腐食してボロボロになり、そこからさらに雨水が溜まり腐食していく悪循環に陥ります。

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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