■ベランダの避難ハッチ【その1】

マンションなど集合住宅の高層建築物で火災などが発生した場合、高い建物からどのように避難するのか?

1階の住戸なら玄関や窓からそのまま外部に避難できますが、2階以上の住戸はそうはいきません。

火災などの災害時では、高層建築物は非常階段が基本の避難路になります。

よくエレベーターを使う人がいますが、災害時は通電が停まり停電している事もある上、エレベーターに乗っている最中に停電しカゴ内に閉じ込められる場合もあるため、基本的にはエレベーター避難は禁止です。

もし、非常階段に行くまでに火災原因がある場合はどうするのか?

その場合は共用廊下と反対側の住戸のベランダから避難ハッチを使って下まで降りていきます。

この避難ハッチ。

消防設備点検の時には点検業者が必ず動作確認しますが、実際の火災時には居住者が避難ハッチの使い方を分かっていなければなりません。

ただ、その避難ハッチの操作方法を知っている居住者は皆無ではないでしょうか。

マンションの居住者は、今一度、覚えておく必要があります。

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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