■住宅ローン返済負担減らす

住宅ローンでは固定型で金利上昇がみられるが、変動型は据置きか下落している。

ただ、将来的には金利上昇する事もある。

国土交通省の住宅市場動向調査では、住宅購入した人が借入金で調達した平均額は増加傾向にある。

2017年度はマンションで2400万円、戸建て住宅は2800万円だったが、2021年度はマンションで3000万円、戸建て住宅は3400万円に膨らんでいる。

住宅価格が上昇している上に、金融緩和策による低金利で借入金を増えている。

住宅ローンを借入る人の67%が変動金利を選択している。

住宅ローンは全期間固定型、一定期間固定型、変動型の3種類ある。

変動型は短期プライムレートに影響を受け、金利は半年ごとに見直している。

元利均等返済の場合、変動型は“5年ルール”と“125%ルール”を設定している。

5年間は金利が変動しても毎月の返済額を変更せず、金利上昇していれば5年後に返済額を上げ、その際にも現行支払額の25%増を上限としている。

ただ、変動型が上昇局面に入れば、金利負担が増すが毎月の支払額の上昇分が少ないため、住宅ローン完済期間が伸びる事になる。

住宅ローン返済の負担を減らすには繰上返済がある。

繰上返済は2つの方法があり、毎月返済額は変えずに返済期間を短くする“返済期間短縮型”と、返済期間は変えずに毎月返済額を減らす“返済額軽減型”がある。

ボーナス月など1年に2回程度に数十万円~数百万円のまとまった金額を返済すると長期的に返済が楽になってくる。

例えば住宅ローン控除が終了する10年後を目安に繰上返済分を貯めて繰上返済するのも一つである。

あくまでも住宅ローンは借金であり、失業や病気になっても返し続けなければならない。

50代までに住宅ローン残債を1000万円程度まで減らす目標を立てるとよい。

そのためにも、自分の年齢を考慮して早め早めに返済する意識を持つ事は大切である。

知らんけど。

【俺の経済新聞 2022年6月25日】

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