■分譲マンション、屋外看板のカラクリ【その2】

ここで、ほとんどという言い方をしているのは、一部の分譲マンションには例外があるという事です。

しかも、その広告主は一般的な企業ではなく、その分譲マンションを販売した不動産会社(事業主・売主)です。

よくあるのが、建物の外壁上部や屋上の塔屋など広範囲に見やすい場所に、その販売した不動産会社(事業主・売主)の社名を“さらり”と設置しています。

ですから、その分譲マンションの所有者や第三者は、販売した不動産会社(事業主・売主)だから当然に社名の入った屋外看板があっても違和感無く不思議ではないと感じています。

ここが分譲マンション業界の盲点です。

先に述べた賃貸マンションなら、その所有者(オーナー)が屋外看板をどう設置し収益しようと自由です。

ただ、分譲マンションは不特定多数の所有者で成立する区分所有建物です。

たとえ屋外看板により、その分譲マンションの管理組合の収益性が上がるとはいえ、外観を勝手に変える事はできません。

では、なぜ不動産会社(事業主・売主)の社名が入った屋外看板が公然と設置されているのでしょう。

これはマンション建設前の設計段階からすでに屋外看板が設置してある図面が製図されているからです。

この図面を基に新築マンションの販売現場ではパンフレットと図面集がお客さんに配布され、不動産会社(事業主・売主)社名の屋外看板を暗黙に承認した事になっています。

さらに問題はここからです。

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