■目指せ!建築士【建築計画】建築史

建築史に関する事項。

【ZE-111-2】
●解説
▼日本建築史
・飛鳥時代と奈良時代、平安時代、鎌倉時代と室町時代と安土桃山時代、江戸時代、そして明治時代以降に日本の建築様式が分かれる。
・日本の建築様式は中国などからの外来文化の影響が強いが、平安時代と江戸時代は外来文化の影響は弱い。
・神社仏閣の木造建築物が特徴。

◇紀元前1000年頃
【時代】縄文
【様式】竪穴式住居
【特徴】地面を円形などに掘り木材で骨組を作り茅葺で覆う住居。
【建築】佐賀県の吉野ヶ里遺跡が有名。

◇1年頃
【時代】弥生
【様式】高床式住居
【特徴】地面から柱で高くし、浸水や動物侵入を防止する住居。
【建築】静岡市の登呂遺跡が有名。

◇500年頃
【時代】飛鳥
【様式】大社造、神明造、住吉造
【特徴】日本の神社建築様式。
【建築】出雲大社、伊勢神宮など。

◇700年頃
【時代】奈良
【様式】四天王寺式、飛鳥寺式
【特徴】伽藍配置(がらんはいち)で塔を中心に東西南北に別棟を配置する。
【建築】法隆寺、東大寺など。

◇800年頃
【時代】平安
【様式】寝殿造
【特徴】敷地の中央に主屋、南側に寝殿、東西に別棟を建て渡廊下で結ぶ。
【建築】平等院鳳凰堂、中尊寺金色堂など。

◇1200年頃
【時代】鎌倉
【様式】天竺様、唐様
【特徴】中国風の様式
【建築】建長寺、石山寺など。

◇1500年頃
【時代】室町
【様式】書院造
【特徴】敷地に書院を中心とした武家住宅で、その後の和風住宅は書院造の影響を受けている。
【建築】西本願寺白書院、二条城二の丸書院など。

◇1600年頃
【時代】安土桃山
【様式】城郭建築
【特徴】敵の侵攻を阻むための天守、櫓、土蔵、塀等からなる建築物の総称でお城の事。
【建築】安土城、松本城など。

◇1700年頃
【時代】江戸
【様式】数寄屋造
【特徴】草庵風(そうあんふう)の丸太や土壁などの意匠を取入れ洗練させた住居様式。
【建築】桂離宮新書院、伏見稲荷大社御茶屋など。

◇1900年頃
【時代】明治以降
【様式】西洋様式
【特徴】ギリシャやローマの建築様式を取入れるた建築様式。
【建築】鹿鳴館、帝国ホテルなど。

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