■目指せ!建築士【建築計画】空調・冷暖房設備

暖房設備に関する事項。

【ZE-422】

●解説
▼暖房設備
▽暖房設備の種類と特徴
〔中央式〕
・1ヶ所の熱源で各室を暖房する方式。
・中規模以上の建物の暖房用に使われる。

〔個別式〕
・ガスストーブ、石油ストーブなどの個別に暖を取る方式。
・設備費が安く、手軽で小規模の建物に適している。
・機械室不要で自由に場所を選べる。
・排気を室内に出すタイプは一酸化炭素(CO)中毒の危険性がある。
・火災の危険がある。

〔その他〕
・暖房用放熱器の置き場は、一般に窓下に設けて、窓より冷気が床面に下がるコールドドラフトを防ぐようにする。
・温水配管では、安全装置として膨張タンクを設ける。

▼住宅の暖房設備
▽暖房の種類
・暖房設備には放熱方式の違いにより、放射(輻射)暖房、温風暖房、対流式暖房に分けられる。

①:放射(輻射)暖房
・輻射パネルにより、パネルはファン状や床暖房などの埋込がある。

〔長所〕
・床から天井までの温度差が少なく快適である。

〔短所〕
・室全体が暖まるまで時間がかかる。
・設備費および修理費が高額。

②:温風暖房
・温風暖房は、ルームエアコン、石油ファンヒーター、ガスファンヒーターなどがある。

《ファンヒーターの燃焼方式》
〔開放型〕
・燃焼空気を室内から取入れ、燃焼ガスをそのまま室内に放出する。

〔密閉型〕
・燃焼空気を屋外から取入れ、燃焼ガスも屋外に排出する。
・強制給排気式のFF式(Forced Draught Balanced Flue)とも言う。

〔対流式暖房〕
・対流式は、ストーブで反射板のないもの。
・周囲の空気を暖め、室内を自然対流させるもの。
・対流だけで暖めるのではなく、ストーブからの輻射熱も利用している。

▽各種暖房の比較
・床暖房は室の上下温度差が最も少なく、輻射暖房のため、温風暖房の室と室温が同じでも、より暖かく感じる。
・同じ輻射暖房でも、放熱面積が大きく、放熱面の温度が比較的低く、体温に近い方が快適である。

【快適大】
1:床暖房
2:輻射パネル(ファン式)
3:対流式
4:温風暖房
【快適小】

▽暖房用放熱器の設置場所
・放熱器は、外気による熱負荷の大きい窓際に設ける。
・窓際に置く事により、窓付近の冷たい空気は暖められてから上昇し自然対流するため、室の上下温度差が少ない快適な暖房になる。
・結露防止の効果もある。

▼暖房・冷房設備の用語
〔コンベクター〕
・暖房用放熱器で、室内空気を対流で暖める。

〔ヒートポンプ〕
・冷媒の圧縮と膨張で、温熱、冷熱を作る方式。

〔膨張タンク〕
・温水暖房で水の膨張収縮を吸収、調整するタンク。

【用語】
・コールドドラフト・・・冬季に暖かい室内に、冷たい空気が流込み、足元が冷える現象。
・膨張タンク・・・水の膨張、収縮を吸収調整するタンク

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