■目指せ!建築士【建築計画】音の性質
音の大きさ、騒音に関する事項。
【ZE-262】
●解説
▼音の大きさ、騒音
▽等ラウドネス曲線
・物理的な『音の強さ』に対して、人間の聴覚の感じる『音の大きさ』は、音の周波数により感度が異なり、中音域の音に対しては、低音域や高音域の音に対してよりも感度が高い。
・聴覚上、同じ大きさの音に聞こえる音を、各周波数について結んだものを等ラウドネス曲線という。
・この音の単位はphon(ホン)。
・等ラウドネス曲線では、1000Hzの純音の音圧レベル〔dB〕を基準として示す。
・1000Hzにおいて音圧レベル〔dB〕値とphonの値とは一致するように表す。
▽騒音
〔騒音計〕
・騒音は、いろいろな周波数が混在しているため、感覚的に把握する事は難しい。
・騒音計には、人間の聴覚に合わせて、中音域の音について大きく感じるように補正したA特性回路の物と、各音域についてフラットに音圧レベルを測定できるようにしたC特性回路の物がある。
〔暗騒音〕
・特定の対象となる音以外の定常的にある騒音を暗騒音という。
・静かに感じられる場所でも、通常、20dB~30dBのA特性の暗騒音はある。
〔マスキング現象〕
・大きな音によって、小さな音が聞こえにくくなる現象をマスキング現象という。
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