■目指せ!建築士【建築計画】熱・湿度・室内気候
湿度に関する事項。
【ZE-222】
●解説
▼湿度
・湿度は、空気中に占める水蒸気の割合により示す。
・通常の空気を、空気調和では乾き空気と水蒸気の混合された気体と考え、これを湿り空気と呼んで空調の計算を行う。
湿り空気量=乾き空気量+水蒸気量
▽絶対湿度
・湿り空気中に含まれている水蒸気の重量を、湿り空気の乾き空気の重量で割った値を絶対湿度〔kg/kg(DA)〕という。
絶対湿度〔kg/kg(DA)〕=湿り空気中の水蒸気の重量〔kg〕/湿り空気中の乾き空気の重量〔kg〕
▽相対湿度
・大気圧は乾き空気圧と水蒸気圧の和からなる。
・水蒸気圧は、水蒸気量により増減し、水蒸気圧により水蒸気圧量は表す。
・ある温度の空気が含みうる最大限の水蒸気量〔飽和水蒸気圧〕に対して、同温度の現在の空気が含んでいる水蒸気量〔水蒸気圧〕の百分比を相対湿度という。
・飽和水蒸気圧は、空気の温度により変化し、温度が下がると飽和水蒸気圧は下がる。
相対湿度〔%〕={ある温度の空気中の水蒸気圧〔mmHg〕/その空気の飽和水蒸気圧〔mmHg〕}×100
▽空気線図
・湿り空気中の乾き空気1kgの保有熱量〔kJ/kg〕をエンタルピーという。
・乾球温度、湿球温度、絶対湿度、相対湿度、露点温度、エンタルピーなどの関係を表したグラフを空気線図という。
・空気調和の設計に使う。
▽空気線図の読み方
◇空気線図のそれぞれの線には意味がある。
・曲線は相対湿度を表す。
・斜線は湿球温度を表す。
・横線は絶対湿度を表す。
・縦線は気温を表す。
《空気線図から相対湿度、絶対湿度、露点を読取る条件》
乾球温度:30℃ 湿球温度:22℃
①:相対湿度と絶対湿度を読む。
・乾球温度と湿球温度の交点Aを取り、A点と重なる相対湿度の曲線を読むと、相対湿度は約50%が読取れる。
・A点から右に水平移動すると絶対湿度は約0.0135kg/kg’が読取れる。
②:露点を読む。
・A点から左に水平移動して相対湿度100%の曲線との交点を見つける。
・この点での気温が、この空気の飽和水蒸気となる時の気温だから、下の気温を読むと18.5℃程度が読取れ、これが露点となる。
【用語】
・湿り空気・・・地球上の空気は、酸素、窒素、炭酸ガスなどと水蒸気が混合してもの。
・乾き空気・・・湿り空気から水蒸気を含まないもの。
・飽和空気・・・湿り空気に含まれる水蒸気量が増し、その乾き空気に含む事のできる最大水蒸気量(飽和状態)にある空気の事。
・水蒸気圧・・・気化した固体、液体の圧力。
・飽和水蒸気圧・・・空気が含む事ができる水蒸気は限界があり、その限度(飽和状態)の湿り空気の全圧のうち、水蒸気が占める圧力の事。
・露点温度・・・ガス中に含まれる水蒸気圧力に対する、その蒸気の飽和湿度で、水分量を温度で示した値。
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