■目指せ!建築士【建築構造】鉄骨構造
鉄骨造接合法の各種接合の併用に関する事項。
【ZE-361-5】
●解説
▼各種接合の併用
・1つの継手に溶接とボルト、高力ボルトを併用した場合、溶接が全ての力を負担する。
・高力ボルトを溶接より先に締付た場合、高力ボルトの所定の摩擦力が得られるので、溶接と高力ボルトで力を負担する事ができる。
・継手や仕口では、溶接ボルト接合が併用される事もあるが、その場合の応力負担を考慮する必要がある。
◆溶接とボルトやリベットの併用
・全応力を溶接が負担する。
・溶接を先に施工すると板材がひずみ、摩擦面が密着しない恐れがある。
・高力ボルトの場合は、溶接より先に施工すれば応力を分担できる。
◆高力ボルトとリベットの併用
・応力を分担できる。
◆普通ボルトと高力ボルトやリベットの併用
・普通ボルトは応力を分担できない。
・全応力を高力ボルトやリベットが負担する。
[各種接合の信頼性]
【信頼大】 溶接>高力ボルト接合>リベット接合>普通ボルト接合 【信頼小】
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