■目指せ!建築士【建築構造】鉄骨構造

鉄骨造の構造形式に関する事項。

【ZE-351-2】

●解説
▼構造形式
(1)トラス構造
・各部材が負担する力を軸方向力となるように組んだ構造で、細い断面の部材で大スパンを支える事ができる利点がある。

◆柱付トラス構造
・水平荷重に対して、つなぎ梁、風受トラス(水平トラス)、屋根面、壁面筋交いが、水平力を受けて軸組に伝える。

◆留意点
・主トラスの間隔が大きい場合、中間にサブビームを入れ、母屋のたわみ、座屈を防ぐ。
・節点間応力による曲げモーメントを考慮する。

(2)ラーメン構造
・部材接合部(節点)が強剛に接合し、柱梁などが一体化するように構成された構造。

◆山形ラーメン構造
・大スパンの空間が必要な工場や体育館に適し、トラス構造に比べて設計施工が簡単なため、大空間の建築に適している。

◆ラーメン構造と木造の比較
・木造の場合、鉛直荷重では横架材のみに曲げ応力が加わるが、ラーメン構造では梁の曲げ応力が柱に伝わる。
・木造は筋交いや壁が無ければ水平力で倒壊するが、ラーメン構造は骨組全体で荷重を受けて支える。

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