■目指せ!建築士【建築構造】木構造
木構造に関する事項。
【ZE-321-5】
●解説
▼ボルト接合
①:許容引抜耐力
・許容引抜耐力は、ボルトの材質、ボルト径、めり込むため座金の寸法、樹種によって決定する。
・ボルトの許容引抜耐力は、ボルトの長さには関係しない。
②:ボルト締付
・ボルトの締付けは、通常、座金が木材にわずかにめり込む程度とする。
・ボルトは締付けたとき、ネジ山が2山以上、ナットより突出す長さとする。
・アンカーボルトの埋込長さは250mm以上、間隔は2m以下とする。
③:ボルト孔
・ボルト孔の径を、ボルト径より大きくすると、初期すべりが生じて接合部に有害な変形を生ずる事がある。
④:ボルト接合
・ボルト接合による接合部の剛性は、釘接合による接合部より小さいが、粘り強さの靭性は大きい。
⑤:ボルト接合と釘接合
・ボルト接合と釘接合を併用する場合は、いずれか大きい方の許容耐力を取る。
〔剛性〕釘接合>ボルト接合
〔靭性〕ボルト接合>釘接合
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