■目指せ!建築士【建築構造】木構造

木構造に関する事項。

【ZE-313-5-1】

●解説
▼小屋組
◆洋風小屋組
・トラス構造で力学的に優れ、比較的大きな空間に有利である。

①:部材相互の接合は、材軸か1点で交わるようにする。
②:揺止めや小屋筋交いは、小屋組の面外方向の変形を抑えるために入れる。
③:合掌の断面は圧縮材となるため、陸梁の断面と同寸以上の断面とする。
④:合掌尻ボルトには引張力とせん断力が生じる。

◆和風小屋組
・和風小屋組は梁になるため、小屋梁には小屋東からの力により大きな曲げモーメントが生じるので、住宅など間仕切壁が多く、スパンの小さい構造物に用いる。
・梁間の大きい小屋組には不向き。

①:小屋梁には一般的に小屋丸太を使い、小屋丸太は末口寸法で表す。
②:小屋梁 ⇒ 受材上で台持継ボルト締めとする。
③:小屋梁の組方に京ろ組(きょうろくみ)と折置組(おりおきくみ)がある。

【用語】
・構面(こうめん)・・・建物の構造体として、ある部材を考えた際に、外力を支える面で、これに対して構面外は、部材が有効に働かない方向のこと。

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