■目指せ!建築士【建築構造】構造設計

構造設計に関する事項。

【ZE-221】

●解説
▼構造設計
・構造設計は、構造計画と構造計算に分ける事ができる。
・壊れる場合は靭性な構造が必要で、すぐに倒壊するのは脆性な構造。

▼構造計画
【構造計画を行うときの注意点】
①:平面形状
・建築物の平面形状は単純化する。

②:基礎
・基礎は硬い地盤に支持させる。

③:平面的
・平面的なバランスを良くする。
・配力壁のバランスが悪いと重心と剛心の距離が大きくなり、建物がねじれて破壊する恐れがある。
・平面の偏心率は0.15以下。
・偏心距離は距離が近い方がよい。
・重心と剛心をできるだけ一致させる。

④:立体的
・立体的なバランスを良くする。
・耐力壁はできるだけ上下階そろえて配置する。
・立面の剛性率は0.6以上。

⑤:骨組
・骨組に十分な靭性を持たせる。
・靭性のない部材は脆性破壊を起こしやすい。

⑥:変形
・建築物の変形が大きくならないようにする。
・外装材などの脱落につながるため。
・層間変形角=水平変位÷高さ、1/200以下。

【用語】
・重心・・・建物の重さで、地震力が作用する。
・剛心・・・建物の強さで、ねじれる。
・靭性(じんせい)・・・粘り強さ。
・脆性(ぜいせい)・・・もろさ。
・層間変形角(そうかんへんけいかく)・・・建物が地震力や風圧力によって変形量を、その階高で除した数値である。

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