■目指せ!建築士【建築構造】応力度
せん断応力度に関する事項。
【ZE-183】
●解説
▼単純せん断応力度
・部材にせん断力のみが生じているときのせん断力応力度の事を単純せん断応力度という。
単純せん断応力度=Q(せん断力)/A(断面積)
・一般に部材にはせん断力と曲げモーメントが同時に生じているため、その時のせん断応力度の分布は半円形となり、中立軸におけるせん断応力度が最大となる。
・せん断応力度を最大せん断応力度の式。
τmax=k×(Q/A)
τmax:最大せん断応力度
k:断面によって決まる係数
長方形断面(□)・・・k=1.5
円形断面(○)・・・k=4/3
Q:せん断力
A:断面積
①:反力を求める。
VA=VB
=4〔kN〕/2
=2〔kN〕
②:せん断力を求める。
QA~C=2〔kN〕
=2000〔N〕
QC~B=2〔kN〕
=2000〔N〕
③:断面積を求める。
A=100×200
=20000〔mm2〕
④:最大せん断応力度を求める。
せん断応力度=1.5×(最大せん断力/断面積)
=1.5×(2000〔N〕/20000〔mm2〕)
=1.5×0.1〔N/mm2〕
=0.15〔N/mm2〕
【用語】
・τ(タウ)・・・せん断応力。
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