■目指せ!建築士【建築構造】静定梁に生ずる力

応力の種類に関する事項。

【ZE-141】

●解説
▼応力の種類
・釣り合っている骨組の各部材には、伸び・縮み・ずれ・曲げなどの変形を起そうとする働きが生じ、これらは大きさが等しく、向きが反対の一対の力またはモーメントによるもので、この力の種類には軸方向力(軸応力)[N]・せん断力(せん断応力)[Q]・曲げモーメント(曲げ応力)[M]がある。

軸方向力(軸応力)[N]・・・材軸と同一方向の外力によって生じる力。
せん断力(せん断応力)[Q]・・・材軸と直角方向の外力によって生じる力。
曲げモーメント(曲げ応力)[M]・・・その点に対する外力によるモーメントによって生じる力。

▼応力
・外力に応じて部材内に発生させ、部材を変形させたり、壊そうとする逆向の一対の力。
・応力は部材内にある面を想定して、釣り合いを基に力を考える。

▼応力の求め方
①:反力を求める。

②:A点で切って力の少ない方半分で考えるため、左側で求める。

NA左=3kN
QA左=2kN
MA左=2kN×1m
=2kN・m

NA=-3kN
QA=+2kN
MA=2kN・m(下向きに凸)

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