■目指せ!建築士【建築構造】静定梁に生ずる力
単純梁の応力図に関する事項。
【NI-323-11】
●解説
▼単純梁の応力図の描き方
①:反力を求める。
②:軸応力を求める。
・B点を境に、左側A~B間と、右側B~C間で分割して考える。
・A~B間の軸応力NA~B
NA~B=-3kN
・B~C間軸応力NB~C
NB~C=0
③:軸応力図[N図]を描く。
④:せん断力を求める。
・B点を境に、左側A~B間と、右側B~C間で分割して考える。
・A~B間のせん断力QA~B
QA~B=+2kN
・B~C間のせん断力QB~C
QB~C=-2kN
⑤:せん断応力図[Q図]を描く。
⑥:曲げ応力を求める。
・A点におけるモーメント。
ΣMA=3kN×0m+2kN×0m
=0m
※ピン支点の曲げモーメントは必ず0となる。
・B点におけるモーメント。
B点で切断し、一方側を考える。
ΣMB右=-2kN×2m
=-4kN・m
⑦:曲げ応力図[M図]を描く。
・切断したB点の反対側も同じ様になる事から、曲げ応力図は逆三角形となる。
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