■目指せ!建築士【建築構造】断面の性質

断面二次半径に関する事項。

【ZE-174】

●解説
▼断面二次半径
・記号はi。
・断面二次半径は座屈に関係し、iが大きいほど座屈しにくく、座屈荷重も大きくなる。

▼断面二次半径の求め方
ix=√〔Ix/A〕=√〔(bh3)/bh〕=√〔h2/12〕=h/2√3≒0.29h(せい)

iy=√〔Iy/A〕=√〔(hb3)/bh〕=√〔b2/12〕=b/2√3≒0.29b(せい)

数値が大きいほど座屈しにくく、小さいほど座屈しやすい。

▼それぞれの最小断面二次半径を求め方
・断面二次半径が小さく軸を基準として座屈を起こす。
・Y軸を座屈軸といい、X方向を座屈方向という。

・一番座屈を起こしにくい部材は?
Ai≒0.29×25〔mm〕
Bi≒0.29×20〔mm〕
Ci≒0.29×100〔mm〕

Ci>Ai>Bi

Cが一番座屈しにくく、Bが一番座屈しやすい。

【用語】
・座屈(ざくつ)・・・柱にかかる荷重で、曲がる時の力。

■マンション管理士事務所ループデザイン■

マンションに関するご相談はループデザインにお任せください。

メール相談は無料です。

【メールアドレス】
open.closet@gmail.com

■マンションコンサルティングオフィス ループデザイン(大阪:マンション管理士事務所)
http://loopdesign.web.fc2.com/