■目指せ!建築士【建築施工】建具工事・ガラス工事
ガラス施工に関する事項。
【ZE-2145】
●解説
(1)ガラスの取付施工
・板ガラスは、形状、寸法などを正確に切断し、その切断面はクリアカットにする。
ガラスのキズが引張応力の働く箇所にあるとき、ノッチ効果によりガラスの強度が低下するため、クリアカットを行う。
・新築現場のガラスを取付るには、ガラスを切断する事から始める。
ガラス切断するには、ガラス切りカッターを使い、ガラスの表面に筋を付けてガラスを折る。
・ガラス切りカッターには、ダイヤモンドまたは超硬金属ホイールを用いるものがある。
ガラスは引張力に弱いため、切断の際にキズを付けないようにする。
・切断後は切断部をサンダー仕上し、隅角部を面取する。
・強化ガラスについては、現場で切断できないため、寸法を予め決めて納入する必要がある。
・サッシへのガラスの固定は、アルミニウム合金製建具については、塩化ビニル製のビードで固定するが、通常はシーリング材で固定する。
(2)グレイジングガスケット構法
ガスケットは天然ガス、合成ゴムおよび合成樹脂を特殊な断面に押出し形成したものであり、復元性により常に接合部が圧縮状態になる様に取付られる。
構造ガスケット(ジッパーガスケット)と建築用ガスケット(グレイジングビード、グレイジングチャンネル)とがある。
8mm以上の単体ガラス、合せガラスには建築用ガスケットは用いない。
また、複層ガラスの施工には構造ガスケットは用いない。
【用語】
・ビード(ガスケット)・・・ガラスを固定するゴム状の補助材。
・クリアカット・・・断面すべてを、同時に切断して、その破断面にキズがない事。
・ノッチ効果・・・材料の溝や穴がある部分に応力を加えると、その集中効果によって強さが低下する事。
・エッジクリアランス・・・板ガラスと窓枠の接触防止のための空間で、排水性を考慮して7mmとする。
・面クリアランス・・・窓枠との接触防止および水密性向上のためのスペース。
・かかりしろ・・・窓枠から外れ防止やガラス切断面の反射を見えなくするため、10mm以上とする。
・セッティングブロック・・・エッジクリアランスとガラスのかかりしろを確保するためのもの。
・グレイジング・・・ガラスを固定する事。
・グレイジングチャンネル・・・挟込みで、引戸など動きのある窓に用いる。
・グレイジングビード・・・刺込みで、固定窓などに用いる。
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