■目指せ!建築士【建築施工】タイル工事・石工事【ZE-2113】
レンガ工事に関する事項。
●解説
▼レンガ工事
・レンガは、壁や塀を造るために用いた材料だが、多方面の活用も増えている。
(1)レンガの積み方など
・レンガには積み方により、イギリス積、オランダ積、フランス積などがある。
・壁厚により、半枚積、1枚積、1枚半積、2枚積などがある。
(2)レンガ工事における留意点
・気温が2℃以下になる場合、施工しない。
・セメントモルタルやコンクリートの最大練置時間は、目地モルタルで60分、充填モルタルで90分、充填コンクリートで120分を標準とする。
・レンガは、吸水率に応じて適度の水湿しをする。
・レンガは、前もって接着の妨げとなる付着物を取除く。
・レンガ積を行った時の最下段では、下地の乾燥程度に応じた水湿しを施し、レンガとの隙間が生じないよう敷詰める。
・レンガは、目地塗面全体にむらなく目地モルタルで行き渡るようにして水平に積む。
・1日の積み高さは1.6m以下とする。
・工事中の積終り面は段逃げとする。
【用語】
段逃げ・・・レンガ工事で、1日の積終りに端部を段状にして積上げる。
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