■不動産のプロをも欺き騙す地面師【その4】

不動産事業を手掛けていれば、大なり小なり胡散臭い案件に出会う事はある。

大きな話しを持ってきて、ここだけの話として契約を焦らす。

目の前の大きな魚、そのビッグチャンスを逃したら二度と幸運は巡ってくる事はない。

地面師は、この辺りの人間の心理を突いてくる。

でっ、つい、署名し印鑑を押して、現金を支払ってしまう。

では、地面師に騙されない方法はあるのか。

地面師であれ、詐欺師であれ、大ボラ吹きであれ、騙されない方法はない。

相手は何十人、何百人を騙してきたプロだからだ。

ただ、不審な動きを見抜く力を養う方法はある。

要は相手が困り嫌がる行動を取る事である。

トヨタ自動車も取り入れている“現場”“現物”“現実”の三現主義。

どんな大きな案件でも、これをきっちりと要求すればある程度は見抜く事はできる。

例え本当の不動産取引でも、三現主義を要求して相手に不快な思いをさせて取引が流れたとしても、それは元々縁の無かった取引で、いずれどこかで不都合が起こる可能性はある。

たぶん、S住宅はこの辺りの脇が甘かったのではないでしょうか。

ただ、S住宅の問題は不動産詐欺事件ではありません。

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