■分譲マンションの個人情報管理【その3】
では、個人情報を保管する管理事務所がない場合はどうするのか?
一般的には理事長など理事会の役員が管理組合資料として保管していますが、これはこれで問題があります。
緊急時に理事長が留守だったり、火事の住戸が理事長宅だったりすれば、入居者世帯と緊急連絡先は手に入りません。
建物内の倉庫があれば、そこに保管している管理組合もありますが、鉄筋コンクリート造の倉庫は換気設備が付いていないため湿気や結露が酷く、書類は1年もすればカビが生えたりカピカピになったりします。
結局、マンション建物内に入居者世帯と緊急連絡先が保管されていなかったり、人目に触れない場所に保管されているため、どこにあるのか分からなかったりするのが現状でしょう。
このように、個人の人権を守るべく個人情報保護法ですが、そのお陰でマンションの居住者間のコミュニティー活動のハードルをドンドン高くしているのも現実です。
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