■分譲マンションのバリューアップ工事

分譲マンションの大規模修繕工事は、現在ある建物や設備の劣化や不具合を正常な状態に戻す工事です。

ただ、築20年~30年経つと、新築当時に設置した設備や建物構造が時代にそぐわなくなる事もあります。

そのため、工事を実施する際、それらも勘案し、工事項目を追加したり設備撤去したりします。

例えば高齢者が多い分譲マンションは、エントランスや共用廊下に段差があればスロープなど、階段には手摺を設ける工事も重要です。

高齢者や障害者に配慮したバリアフリー設備は、2003年に法改正した『高齢者・身体障害者円滑利用特定建築物の建築促進法』(ハートビル法)により、福祉改修工事に対して自治体などの補助金制度もあります。

また、セキュリティー対策にて、エントランスのインターホンや玄関のドアホンもカメラ付きなどに変更すれば効果的です。

これら交換工事は、各自でするよりも管理組合の工事として一斉実施した方が工事単価が下がり統一感も保てます。

ネット社会に反映するよう光回線などIT設備の増強なども必要です。

その分譲マンションに必要な設備、不要な設備を日頃からまとめておく習慣が、結果的にその分譲マンションの価値を高める事につながります。

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