■分譲マンションの電気設備【その4】
電気設備で一番身近なのが共用部分の照明器具でしょう。
ここ10年内に竣工した分譲マンションは、メイン照明器具はほとんどがLED照明です。
ただ、LED照明器具はまだ高額なため、目立たない駐車場や非常階段などは蛍光灯照明器具を設置してある分譲マンションもあります。
電球製造メーカーも、いままでの電球や蛍光灯を製造中止し、ほとんどLED化しています。
LED電球のみだけとなければ、いままでの照明器具の電球が切れても交換できない問題が発生します。
また、照明器具自体が故障して交換するにも同じものがなく、その1ヶ所だけLED照明器具にしなければならない事も多々あります。
修繕積立金に余裕があれば、LED照明器具に一斉交換する事もひとつです。
共用部分の照明器具を夕方になると点灯させ、朝方になると消灯する“デイライト”、そして指定時間に点灯・消灯させる“タイムスイッチ”もきちんと作動しているか確認します。
管理員は1週間に1回程度、試験点灯し電球が切れていないかを確認します。
この試験点灯をさせていない管理会社もたまにあるので、そんな分譲マンションの管理組合はしっかりと照明器具の具合をチェックする必要があります。
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