■分譲マンションの電気設備【その2】
一般的な分譲マンションでは、地域の電力会社が1階などに変電室を借りて電気設備(自家用電気工作物)を設けて各家庭に送電しています。
変電室には、高圧受変電設備が設置してありますが、近寄ると危険なのでドアにはカギで施錠し、管理員でも簡単に入る事はできません。
外部の電線を高圧で送電され、変電室の高圧受変電設備で家庭用に使えるよう低圧に変電され、そこからエレベーターやポンプなどを動かす動力基幹、共用部分の照明器具などの明かりを付ける電灯基幹、そして各家庭に送電されます。
変電室内の高圧受変電設備を管理し検査や点検するのは電力供給する電力会社です。
ですから、管理組合や理事会、それに管理会社でもめったに変電室に入室する事はありません。
また、ごくまれですがキュービクルが設置してある分譲マンションもあります。
キュービクルも高圧受変電設備ですが、違いは変電室内ではなく敷地内に箱型設備(キュービック ⇒ キュービクル)が設置してあります。
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