■分譲マンションの給水設備【その1】
分譲マンションの各住戸の家庭に届ける水道水。
これは給水設備によって水が届けられおり、その設備や方法はその建物の概要によってマチマチです。
◆直接方式◆
〔メリット〕
・水道本管からの水をそのまま使用でき衛生的。
・受水槽や加圧給水ポンプ機器など設置スペースが不要。
・受水槽や加圧給水ポンプ機器の定期検査や点検が不要。
・電気で動く加圧給水ポンプ機器が無ければ電気代は掛からず、基本的に停電時でも給水できる。
〔デメリット〕
・地震や事故など災害時に地域断水すると給水できない。
・減圧給水になると、住戸の水の出が悪くなる。
・増圧直結方式は、停電時に増圧給水ポンプが動かなくなるため、水道本管の水圧で給水できる階までしか上がらない。
▼水道直接方式・・・5階建てまでの低層マンションに採用されている。
水道本管 ⇒ 量水器 ⇒ 水道メーター ⇒ 住戸
▼増圧直結方式・・・14階建てまでの高層マンションでも採用されている。
水道本管 ⇒ 量水器 ⇒ 増圧給水ポンプ ⇒ 水道メーター ⇒ 住戸
▼増圧直結高置水槽方式・・・昔のマンションで採用されていた。
水道本管 ⇒ 量水器 ⇒ 増圧給水ポンプ ⇒ 高置水槽 ⇒ 水道メーター ⇒ 住戸
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