■分譲マンションの消防設備【その3】
消防設備は共用部分の方が豊富で、管理事務所内にある自動火災報知機の受信盤が最も重要で、各共用廊下に非常警報設備の発信機や消火栓のホース、所定場所に消火器や誘導灯、敷地の連結送水管など様々な箇所に設置してあります。
これら消防設備も各機器により耐用年数があり、更新工事を実施します。
消火器や感知器は10年、受信盤や発信機は15年~20年、消火栓ホースは設置10年超で耐圧性能試験を実施などで、この更新工事を怠ると、実際に火災が起こった時に正常に作動せず、被害を拡大させます。
分譲マンションでは、見た目はボロ着でも、消火設備は錦を着せろと言われる所以(ゆえん)です。
《消防設備の点検》
▼機器点検〔6ヶ月〕・・・消火設備、警報設備、避難設備
▼総合点検〔1年〕・・・配線や消火ポンプなど必要箇所を加え、機器点検と同時に実施。
・3年に1度、所轄消防署に報告書を提出。
・一定規模の分譲マンションでは、居住者から防火管理者を選任します。
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