■分譲マンションの植栽管理
1990年代までに完成した敷地に余裕のある分譲マンションは植栽面積が広い事が多い。
緑が豊富な分譲マンションはイメージも良いうえ、建物を建てる地域の自治体の条令などで公開空地を植栽公園にしたり、緑化計画に基づき森林のような植栽を区画するところもある。
植物には何の罪もありませんが、マンション管理をする上で、これほどまでに手間や費用が掛かる共用部分は無い。
植栽の面積や植物の種類や管理概要にもよるが、一般的な総戸数50戸程度の中規模マンションで年2回の植栽管理で年間70万円前後する。
植物は生きているため、きちんと管理していても原因不明で枯れる事や、害虫が発生したりする。
最近では猛暑続きの夏が多いため、毎日、朝と夕の1日2回は散水し、それでも管理員が土日休みの分譲マンションは月曜日には一部植木が枯れていた事もあります。
マンション管理士という立場から様々な分譲マンションを観察しますが、敷地で注目する一つとして植栽はあり、植栽規模の大きさが手間の費用の大きさと捉えています。
一般的な植栽管理は以下の通りになります。
また、除草や清掃は管理員の日常業務に含まれる事が多く、剪定などは植木屋などの植栽専門業者が実施します。
《植栽管理の概要》
・除草:植栽敷地内の雑草取りで、植栽規模にもよるが適宜に管理員が実施。
・清掃:落ち葉やゴミの清掃で、植栽規模にもよるが適宜に管理員が実施。
・剪定:6月と12月など年2回実施。
・薬剤散布:害虫駆除は12月などの年1回実施。
・施肥:土に肥料を与え12月などの年1回実施。
■マンション管理士事務所ループデザイン■
マンションに関するご相談はループデザインにお任せください。
メール相談は無料です。
【メールアドレス】
open.closet@gmail.com
■マンションコンサルティングオフィス ループデザイン(大阪:マンション管理士事務所)
http://loopdesign.web.fc2.com/