■分譲マンションの修繕積立金とは?
区分所有者は、管理費とは別に修繕積立金という名目で支払っています。
この修繕積立金、なぜ別名目なのか。
それは使い道が管理費とは別物だからです。
修繕積立金は、読んで字のごとく、建物を修繕するための積立金です。
建物の修繕とは、ドアの建付けを直すとか、水栓から水漏れするなどの小さな修理ではなく、大規模修繕工事と言われる10年ピッチで実施する工事や、設備交換や漏水工事などです。
基本的に修繕費が10万円以上なら修繕積立金から支出している管理組合が多いです。
今、一番問題となっているのが、管理組合が貯めているこの修繕積立金総額です。
この修繕積立金総額が足りないために、大規模修繕工事が実施できず、建物の劣化が放置されている分譲マンションが多々見受けられます。
2022年には政府等による分譲マンション格付けも始まります。
見た目にも劣化がひどい分譲マンションは、当然に格付けも低くなり、しいては売却する際の査定も低くなり、資産価値が下がります。
マンション管理をする上で、一番先に目を通すのが会計報告書の貸借対照表の“修繕積立金の部の合計”です。
どんなに見た目が立派な分譲マンションでも、この“修繕積立金の部の合計”が雀の涙ほどなら、その資産価値は半分程度かもしれません。
それくらい、“修繕積立金の部の合計”は分譲マンションの管理組合にとって重要です。
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