■昭和時代の古傷が痛む分譲マンション【その2】

大阪府北部にある古いタイプの分譲マンション。

レンガ調の外壁にオートロックのないエントランスなど、今風で言うヴィンテージマンションの仲間入り出来そうな風体。

ただ、この分譲マンションは、役目を終えて解体されるまで消す事のできない古傷がある。

その傷とは、当時、日本中を震撼させた暴力団抗争に始まる。

巨大な暴力団組織の礎を築いた大親分が1981年に亡くなり、その跡目争いで1984年から1989年にかけて繰り広げられた分裂した組同士の内部抗争。

そして、1985年1月に内部抗争により殺人事件現場となってしまった分譲マンション。

分譲マンションなど不動産取引では宅建業法上、不都合な事実も包み隠さず買主に伝える重要告知義務がある。

この事件により分譲マンションの中古物件売買で、令和時代になった今でも、この古傷を伝える必要がある。

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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