■道頓堀不動産狂想曲【その10】

コロナ危機前までの道頓堀で一番の不動産案件。

ひとつは道頓堀の戎橋北詰めのビルで、公示地価換算でも1億円近い坪単価してます。

ここは元々、キリンビールのビルがあり、鬼才の建築家・高松伸氏のキリンプラザ大阪が有名でした。

それがリーマンショック前に売却されビルは解体、その後に建ったのが何の面白みもない白いボックス型のビル。

そのビルが竣工した当時はファストファッションのH&Mが入っていましたが、今はドラッグストアが入っています。

これが大阪を代表するミナミの現状です。

ちなみにグリコのネオンが掲げられている消防署のビルも高松伸氏が設計していますが、スチームパンクやポストモダン、ロボット建築と言われる高松伸氏の個性的なデザインはほとんど垣間見る事はできません。

もう一つの不動産案件はかに道楽斜め前に建つゼロゲート。

ここも数奇な運命によって現在に至ります。

まず、現在は中華系企業に買収されインバウンド需要を当て込んだラオックスが入っていますが、御承知の通りコロナ危機でリストラ真っ最中。

ここもいつまで営業しているのか分かりません。

ゼロゲートが竣工した当時は、ファストファッションのフォーエバー21が入っていました。

ところがアパレル不況により撤退しました。

そのゼロゲートが建っている場所は、もともとサミー戎プラザというパチンコ関連の企業が所有していました。

大阪・ミナミだからか、派手なえべっさんの顔看板が目印で、開発主導したのがリーマンショックで倒産してしまったマンション開発会社のアーバンコーポレイション。

テナントは覚えていないくらい、何のビルだったのか記憶にありません。

その前が映画館や寄席が入っていた浪速座でした。

この地は、浪花座・中座・角座・朝日座・弁天座と道頓堀五座と言われていた伝統ある芸処です。

やはり道頓堀は、この落語や演芸など芸処が似合う街が一番やぁと思いまっす。

道頓堀復活は、なんと言ってもまずは“なんば一番”やぁで!

※画像はイメージであり本文とは関係ありません。

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